こんにちは。Namiraです。
今回は私が人生初の海外ひとり旅でベトナムに行った際の旅行記です。4泊5日の内容を2回に分けてご紹介したいと思います。後編はホイアンに滞在中の話です。※1VND=0.055円として計算しています。
前編はこちら
目的地は世界遺産の街ホイアン
私が今回滞在するのはダナンから約30km程度南に位置するホイアンという街です。ホイアンはかつてポルトガル、オランダ、中国、日本などとの国際貿易港として栄え、現在も当時の栄華の面影を残す歴史的な街です。各国の建築様式が融合した特徴的な街並みが現在も高い保存状態で残っている点が評価されて1999年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。
ホイアンの街並みは歴史的な価値が高いだけでなく、黄色い壁に色とりどりのランタンが映えてとってもフォトジェニック。女子旅にイチオシの街です。
3日目
ホテルにお願いして空港までタクシー移動
ホテルのロビーで空港送迎タクシーを前日のうちに依頼しておきました。時間帯によって金額は変わるようですが、午前6時40分に出発した場合片道350,000VND(1,925円)でした。
ベトナム航空でホーチミンからダナンへ移動
タンソニャット国際空港(ホーチミン)9:30発のフライトでダナン国際空港へ。所要時間は1時間20分、費用はベトナム航空の公式HPから予約して12,560円でした。
タンソニャット国際空港は国内線ターミナル内にもプライオリティパス対応のラウンジ(Le Saigonnais Business Lounge)があり、ブッフェが充実していてかなり気に入りました。私はベトナムの麺料理のブンを食べましたが街中のレストランにも負けないくらい美味しかったです。
ちなみに私はエポスプラチナカード付帯のプライオリティパスを使っています。追加費用無しで最上級のプレステージ会員(ラウンジ利用回数無制限)になれるので海外旅行によく行く方にはかなりおすすめです。
空港送迎サービスでホテルへ
事前にホテルに空港送迎を頼んでいたので、到着ゲートを出てすぐのところに私の名前が書かれたボードを持った運転手が待っていてくれました。片道400,000VND(2,200円)。
私が宿泊したホテルはホイアン セントラル ブティック ホテル アンド スパ(Hoi An Central Boutique Hotel and Spa)という4つ星ホテルです。ホイアンの中心部からは僅かに離れていますが、徒歩圏内ですし中心部から離れているお陰で夜は静かだったので落ち着いてホテルで過ごしたい方にはおすすめです。
ホイアン セントラル ブティック ホテル アンド スパをAgodaで予約シンツーリストでツアー申込
シンツーリストホイアンオフィスでミーソン遺跡のツアーを予約しました。送迎バン・英語ガイド・ランチ・ミネラルウォーター1本・クルージング込みの半日ツアーで550,000VND(3,025円)でした。支払いが現金のみだったのでご注意を。
ランチにカオラウを食べる
本当はシンツーリスト付近のホワイトローズ発祥のお店に行きたかったのですが、テト(ベトナムの旧正月)期間のため休業中でした。ホワイトローズは一旦諦めてホイアン名物のカオラウを食べにQuan Cao lau Ba Leへ。
カオラウは日本の伊勢うどんが起源とも言われているようで、もちもちした麺に醤油ベースのタレが絡んでとっても美味しかったです。カオラウとビールで60,000VND(330円)でした。コスパ最高。
旧市街観光
ホイアン旧市街の各種史跡に入るには観光チケットが必要なので、チャンフー通り沿いのチケットブースでチケットを購入しました。5枚綴りで120,000VND(660円)。支払いは現金でした。
街の写真を撮りながら関公廟、ホイアン市場、福建会館、貿易陶磁博物館を見て回りました。どのスポットも全体をさらっと見て写真を撮る程度だったので所要時間は1時間程度でした。
カフェで休憩
歩き疲れたのでCOCOBOXというカフェで休憩することに。エッグコーヒー1杯59,000VND(325円)を注文。エッグコーヒーはエスプレッソの上に卵の黄身とコンデンスミルクを一緒に泡立てたクリームが乗っているベトナムで定番のコーヒーです。普通のベトナムコーヒーよりもスイーツ感が強かったです。
トゥボン川沿いを散策
日が暮れてくるとトゥボン川にて灯篭流しや手漕ぎボートでのクルージングが楽しめます。私はひとり旅なので参加しませんでしたが、川沿いを散策しながら写真を撮るだけで充分楽しかったです。
ナイトマーケット沿いのバーで夕飯
橋を渡ってトゥボン川の対岸にあるナイトマーケットへ向かいます。ナイトマーケットでは雑貨屋やフルーツジュース屋、色々な屋台料理が並んでいました。初めての海外ひとり旅で慎重になっていたので屋台で飲み食いはしませんでしたが、バナナクレープが美味しそうでした。
ある程度ナイトマーケットを見て回ったら適当なバーのテラス席で夕飯(と言うより晩酌)にしました。ビールジョッキ2杯と生春巻きで175,000VND(963円)。道行く人々とトゥボン川を眺めながら過ごす時間は最高でした。
マッサージを受けて就寝
ベトナム滞在中は毎日マッサージに行っていました。ホイアン滞在中にお世話になったのはVan Spa Beauty Hoi An。私が行った際は泊まったホテルのすぐ近くだったのですが、移転したのか今はトゥボン川沿いにあるようです。
オイルマッサージ90分575,000VND(3,163円)と超良心価格な上、マンゴーとココナッツジュース・スナック菓子のサービス付きでした。ホスピタリティ最高のマッサージ屋なのでとてもおすすめです!
マッサージを受けた後はホテルに直帰して寝ました。
4日目
ミーソン遺跡ツアーへ出発
4日目の午前中はミーソン遺跡ツアーに参加しました。ホーチミンで参加したツアーは日本人や韓国人が多めだったのに対し、このツアーでは私以外全員欧米人でびっくりしました。
7:30~8:00の間にホテルに迎えが来てミーソン遺跡へ向かいます。遺跡に着いたらまず伝統舞踊を鑑賞しました。
伝統舞踏の鑑賞が終わったらいよいよミーソン遺跡観光です。前半はツアーガイドさんがミーソン遺跡にまつわる歴史を説明してくれました。ミーソン遺跡はシヴァ神を祀るヒンドゥー教の遺跡で1999年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。
ミーソン遺跡はレンガ造りなのですがセメントや接着剤を使用せずに建築されており、劣化しにくい特別な技術なんだそう。ベトナム戦争の影響で破壊されてしまった箇所は後に人の手で修復されていますが、接着剤を使用しているために黒く変色してしまっているそうです。現代の最新技術でも追いつけない古代のロマンを感じます。
ミーソン遺跡観光の後、駐車場横のレストランでミークアンを食べました。ミークアンはベトナム中部の麺料理で太く平たい麺が特徴的です。せんべいを汁に浸しながら食べるスタイルが面白かったです。味はこういった施設なのでまあまあでした。
ミーソン遺跡の後はトゥボン川クルージングをしながらホイアンへ帰ります。ホイアン近くの船着き場から再びバンに乗り換えてホテルまで送迎。ホテルに戻ったのは13:30頃でした。
旧市街観光続き
前日に行けなかったフーンフンの家や日本橋内部を観光しました。日本橋にはカタカナで「ファイフォ」と書かれた提灯があり、遠く離れた地で日本を感じることができてつい笑みが零れます。
Faifo coffeeで休憩
一通りホイアンの有名どころを回った後、事前に調べて気になっていたFaifo coffeeで休憩しました。このカフェは屋上席があり、そこからの眺めが綺麗なんです。屋上席はかなり混雑していましたが、ちょうど一席空いていたので景色を眺めながらのコーヒータイムができました。ひとり旅の良いところですね。
写真を撮りながら街歩き
川沿いやマーケットなどをぶらぶら歩きながら写真を撮っていました。ホイアンはどこを切り取っても絵になるいい街です。
The Cargo Clubで夕飯
The Cargo Clubは観光客に人気なレストランです。トゥボン川を眺めながら食事できる2階のテラス席は予約必須ですが、ストリート側の席なら飛び入りでも問題なく入れました。前日に食べられなかったホワイトローズと揚げワンタンを注文し、ビールと共に頂きました。揚げワンタンよりホワイトローズの方がつるっと食べられて気に入りました。食後にはフルーツシェイクも頂き、合計378,350VND(2,081円)でした。
マッサージを受けて就寝
3日目と同じくVan Spa Beauty Hoi Anでマッサージを受けてからホテルへ戻りました。翌日の空港送迎タクシーをフロントで手配してから就寝。
5日目
ホテルの送迎タクシーで空港へ
行きと同じく片道400,000VND(2,200円)でタクシーを手配してもらいました。フライトの3時間前に着きたいと言ったらフロントのスタッフから「早すぎるよ!」と突っ込まれたので2時間前に空港に到着するように手配しました。
ダナン国際空港から出国
私は台湾在住なので10:30ダナン国際空港発のスターラックス航空で桃園国際空港へ戻りました。
まとめ
以上、私の初海外ひとり旅でした。
極力移動は予約サイトやホテルで手配したタクシーを使い、郊外の観光地もツアーを活用することで安心してひとり旅を過ごすことができました。また、ホテルも4つ星以上を選ぶことで安全性や周囲の騒音などに悩まされることもありませんでした。
これから海外ひとり旅をしてみたい人やベトナム旅行に行ってみたい人はぜひ参考にしてみてください。
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