みなさんこんにちは。Namiraです。
2024年2月にラオスのルアンパバーンへ女子3人で行ってきました。周辺国のタイやベトナム等に比べて知名度の低いラオスですが、女子旅にとってもおすすめな国だったのでその魅力をご紹介していきたいと思います。
今回はラオス・ルアンパバーンの概要についてお伝えし、おすすめ観光スポットの情報についてはまた別の記事でご紹介したいと思います。
ラオス旅行の基本情報
ラオスの基本情報
外務省のデータからラオスの基本情報は以下の通りです。
【正式名称】ラオス人民民主共和国
【首都】ビエンチャン
【公用語】ラオス語
【民族】ラオ族(全人口の半数以上)を含む計50民族
【宗教】仏教
【通貨】キープ(Kip)
【日本との時差】マイナス2時間
世界遺産の街ルアンパバーン
首都ビエンチャンの北部に位置するルアンパバーンは街全体がユネスコ世界遺産に登録されています。
14世紀にラオスの前身であるランサーン王国の首都として栄えたルアンパバーン。80もの寺院が立ち並び、かつての王国の栄華を現在も感じることができます。また、1899年~1953年の間にフランスの保護国となっていた背景からコロニアル様式の建物も多く、異なる2つの文化の建築物が融合している唯一無二の街並みが広がっています。
滞在中は数々の仏教寺院を見学したり、寺院と同じく街中に沢山あるカフェを巡ったり、市街地からほど近い場所にあるクアンシーの滝やパークウー洞窟などの景勝地に行ったりと様々な体験ができます。
ルアンパバーンへのアクセス方法
2024年7月現在、日本からラオスへの直行便はありません。そのため近隣国であるタイ、ベトナム、中国、韓国などで飛行機の乗り換えが必要です。Trip.comで最も所要時間の短いフライト(トランジット時間含む)は12時間45分でした。
ちなみに私と友人たちは全員タイのスワンナプーム国際空港乗り換えで向かいました。
ラオス旅行のベストシーズン
ラオスは熱帯モンスーン気候に属し、暑季(2月下旬~5月中旬)、雨季(5月下旬~10月中旬)、乾季(10月下旬~2月上旬)の3つに分けられます。
参考:厚生労働省検疫所FORTH
熱帯地域に共通して言えることですが、旅行のベストシーズンは乾季である10月下旬~2月上旬です。私が訪問した2月上旬は最高気温が25度程度で薄手の長袖Tシャツと夜はウィンドブレーカーを羽織る程度でちょうど良い気候でした。
日程
私は現在台湾在住なので台湾からタイ経由でルアンパバーンへ向かいました。
タイでのトランジットを抜きにすると3泊4日の滞在でしたが、観光スポットをくまなく訪問できてカフェ巡りもできるちょうど良い日程だったと思います。2泊3日でも主要観光スポットを巡ることはできますが、かなり駆け足になってしまうので休みが取れるなら絶対に3泊4日はあった方がいいです!
以下が私が実際に旅行した際のスケジュールです。
1日目 | 9:55 スワンナプーム国際空港発(バンコク・エアウェイズ) 11:35 ルアンパバーン国際空港着 ホテルの送迎サービスを利用してホテルへ 【観光内容】 ワット・マイ, Manifa Travelでツアー予約, ルアンパバーン国立博物館, プーシーの丘, ナイトマーケット |
2日目 | 終日ツアー ツアー終了後、ナイトマーケット付近で夕飯 |
3日目 | 午前中:托鉢見学, ワット・シェントーン, 市街地観光 午後:カフェ巡り, 赤十字薬草サウナ, プーシーの丘, ナイトマーケット |
4日目 | 【観光内容】 托鉢見学, モーニングマーケット, ワット・ヴィスンナラート 10:30 トゥクトゥクで空港へ 12:15 ルアンパバーン国際空港発 14:30 スワンナプーム国際空港着 |
かかった費用
3泊4日のラオス旅行でかかった費用は179,342円でした。※1Kipを0.0072円として計算。ハイシーズンのため飛行機代がかなり高いですが、現地で使用した金額は約2万円と物価は非常に安かったです。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
飛行機代 | ¥146,791 | TPE⇔BKK¥111,161 / BKK⇔LPQ¥35,630 |
宿泊費 | ¥9,219 | 3人1部屋3泊 / 1人当たりの金額(合計¥27,656) |
食費 | ¥5,892 | 3人で割り勘後の金額 |
交通費 | ¥2,060 | 空港往復代 |
観光費 | ¥7,016 | ツアー代、各種入場料 |
お土産 | ¥6,523 | |
その他 | ¥1,848 | ランドリー代、SIMカード代 |
計 | ¥179,349 |
ちなみにほとんどのお店でクレジットカードは使用不可もしくは手数料が取られるので、3泊4日の場合は現金を2万円程度両替しておくのがおすすめです。
航空券
ちょうど春節の時期で台湾-タイ間の航空券が高かったので金額が跳ね上がってしまっています。日本発で向かった友人の場合は関空-タイ間が68,640円でしたのでトータル10万円前後を見込んでいると良いと思います。
ちなみに私は毎回Trip.comで航空券予約をしています。安く航空券を手配できる上に独自ポイントの還元率も高く、何度も利用していると空港ラウンジの無料券も貰えるのでお得に旅行したい方におすすめです。
宿泊費
東南アジアと言えば宿泊費が安く、五つ星ホテルですら格安で泊まれるというイメージがありますが、ルアンパバーンはホテル代が高めな印象を受けました。
私が宿泊したホテルはモーニングマーケット近くのVilla Pumalinです。※現在はOudomsouk Guesthouseという名前に変更になったようです。
このホテルを選んだ理由は宿泊費が安い・3人部屋がある・同じ価格帯の中でも評価が高い・観光地まで徒歩でアクセス可能の主に4つです。また、私は近隣のカフェで朝食を摂ったので利用しませんでしたが無料朝食も付いています。
設備に古さを感じたものの、スタッフの対応が良く水回りの調子が良かったので観光メインで滞在する分には充分でした。
Hotels.comで予約食費
ローカルな食堂や屋台では1食大体30,000Kip~50,000Kip程度で食べることができます。ホテルや綺麗目のお店でも1人当たり100,000Kip~150,000Kip程度でした。コーヒーは1杯40,000Kip~60,000Kipくらいです。
交通費
基本的にルアンパバーン市街地は徒歩で移動可能なので、空港往復時でしか交通費はかかりませんでした。
空港からホテルへは事前にホテルに送迎を依頼しており、プライベートバン$10でした。帰りは流しのトゥクトゥクで75,000Kipでした。ネットでは50,000Kipで乗れるとの情報があったのですが最初の言い値が150,000Kip、値切って75,000Kipでした。
観光費
それぞれの観光スポットの費用一覧は以下の通りです。
- ワット・マイ 20,000Kip
- ルアンパバーン国立博物館 30,000Kip
- プーシーの丘 20,000Kip ×2日分
- 現地ツアー $40
- ワット・シェントーン 20,000Kip
- 赤十字薬草サウナ 20,000Kip
観光地の入場料は基本的に20,000Kipで現金払いのみでした。
現地ツアーはManifa Travelで予約しました。私が参加したツアーはモン族の村、クアンシーの滝、エレファントキャンプ(昼食のみ)、パークウー洞窟、メコン川クルーズが含まれているルアンパバーンの見どころを一気に詰め込んだようなツアーでした。ここだけ支払いがUSドルでクレジットカード決済可でした。
お土産代
買ったお土産の金額を一例として挙げます。
- ビアラオ 20,000Kip
- 水500mL 3,500Kip
- マグネット 50,000Kip
- Tシャツ 50,000Kip
- ポーチ 80,000Kip
- コーヒー豆 130,000Kip
- コーヒー石鹸 40,000Kip
基本的に食料品はスーパー、雑貨はナイトマーケット、コーヒーはカフェで購入しました。ナイトマーケットでは基本的に適正価格で売られているようで、同じお店で複数購入する場合以外は値下げ交渉できませんでした。
その他(SIMカード)
SIMカードは事前にKKdayでeSIMを予約しておきました。私はラオスに行く前にタイにも滞在する予定だったので7日間5GBのプランを予約しました。私は滞在中ずっと通信速度の問題なく使用することができました。
↓私が予約したプランはこちらです。
東南アジア7ヶ国 Starhub / DTAC / DiGi / Viettel / Indosat / Metfone / Star Telecom 4G eSIM予約 3/5/7/15/30日プラン(SIMカード)ラオスは女子旅におすすめ?
治安について
私が訪問したルアンパバーンについて言うなら治安はかなり良かったです。スリや強引な客引きも居なければ絡んでくる酔っ払いなども居らず、女性一人旅でも安心して旅行できる街だと思います。
また、夜の1人歩きについても人通りの多い通りであれば問題ありませんでした。そもそもルアンパバーンの街自体お店が閉まるのも早く、夜に歩き回る機会が少ないようにも感じました。
衛生面について
東南アジア旅行で気になる事として衛生面も挙げられますよね。
ルアンパバーン市街地では道にゴミが落ちている事も少なく、清潔だと感じました。トイレも基本的にホテルのトイレを借りていたので日本と変わらない感覚で使用できました(泊まっていないホテルでもフロントに言うと快く使わせてくれました)。
ツアーでクァンシーの滝などの郊外に行った際は自分で水を汲んで流す式のトイレもあるので抵抗のある方もいるかもしれませんが、どこも綺麗に掃除はされている印象でした。
食事について
ラオス料理は日本人にとってあまり馴染みがないと思いますが、スパイスや香草の風味はありつつ辛さはタイ料理などに比べて控えめで日本人の舌に合うと感じました。
個人的にはカオソーイとバッファローのサテが好きでした。
また、日本以外のどの国でも共通に言えることですが、水道水は飲めないのでペットボトルの水を購入して飲むようにしてください。
ラオス旅行はこんな人におすすめ!
以上、私が実際にルアンパバーンに行って気付いた点をご紹介しました。
ラオス旅行は以下のような方におすすめです!
- 閑静で落ち着いた雰囲気の街に滞在したい人
- 歴史的寺院に興味がある人
- コスパ良くアジアとヨーロッパ両方の雰囲気を味わいたい人
- 美味しいコーヒーが好きな人
この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。
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